2009.04.30.(木) いくつになったら
ふ…ふおぉぉぉぉ…っ! やっと…やっと日記を更新することができたぁぁぁっ!! …とゆー以前にこの一か月、日記はおろかサイト自体を完全放置してしまいましてまことに申し訳ございませんでしたっ(土下座っ)! 実は今月の頭あたり、日記やTOPでちらほらお知らせしてた例のサーバートラブルにえらいこと時間を取られちゃいまして…お越し下さるご贔屓筋の皆様方はもちろんのこと、その間散々迷惑かけまくったレンタルサーバー会社の担当者様方にも深くお詫び申し上げますですぅ〜。
しかしおかげさまにてそちらもようやく一段落、そこで大変遅ればせながら前回省略しちまった「続き」などご披露しようかと思ったんですけどさ、今となってはネタが少々季節外れになっちゃったかも。ほら、先の日記をUPした四月一日ってば言わずと知れた新年度始め、そして各学校のご入学シーズンが華々しく幕を開ける時期だったでしょぉ。おかげで管理人もついつい自分が「ぴかぴかの一年生」だった頃なんぞを思い出しちゃったんですわ。ま、今でこそそんな晴れがましいイベントになんか縁もゆかりもない地味なオバサンたぁいえ、はるけき時を遡れば幼稚園から小中高校、ついでに大学と合計五回の入学式、そして新入生時代も経験していることゆえ、それなりに結構いろんな思い出もあるからね。中でも特に中学校に入学したときの印象は強烈だったな〜。正直、あれほどぶったまげたのは人生初めてだったかもしれない。…というのも。
そもそも全ての発端は、管理人が親の陰謀かはたまた小学校の恩師の策略か、世に言う中高一貫の女子校にぶち込まれたことにあるのだった…(遠い目)。
さて、中高一貫というからには当然中学一年から高校三年までの生徒が同じ学校に通ってる。そりゃま一応中学校舎と高校校舎の区別だけはあったものの、体育館やら各種実験室やら図書室やらはみんな共同。よって教室を一歩出れば同じ中学の上級生ばかりか高校生のお姉様方までもがごく当たり前に廊下を歩いていらっしゃる、その光景がついこの間までランドセル背負ってた中学一年生にはもう、とてつもない衝撃だったんですわ。
だって中一から高三までの六年間つーたらまさしく大人から子供への成長期、特に女の子ときたら身も心もとんでもねぇ速さで「ガキんちょ」から「女性」へと変化していく時期じゃございやせんか。一つ二つ学年が違うだけでもその差は歴然、まして最上級の高三とついこの間入学したばっかの中一なんざ比べたひにゃあーた、果たしてこれが同じ人類の同じ女かってくらいでさぁ…。まだまだ胸も尻もぺったんこ、どこもかしこも直線のみで構成された中一が全身関東平野状態だとすれば高三のお姉様方は全身大和三山状態とでも申しましょうか、つくべきところにはちゃんとお肉がついてメリハリがくっきりしたボディラインがいかにも優美で柔らかな、まさしく「大人の女性」そのものともいうべき曲線を形作っていらっしゃいます。しかもそれをいっそう際立たせていたのが高校生用の制服っ!! いえね、基本的には高校生とて中学生と同じブレザーとジャンパースカート着てたんですけどさ、そのブレザーってヤツがちょいと曲者、中学生は脇から裾まで一直線のズン胴タイプのくせして何故か高校生になると両脇にかなりキツいダーツが入って、ミョーにバストやらウェストやらを強調するデザインになっちゃうのよ(マジ、ウチの高校の制服は「着るだけで二割増スタイルがよく見える」と他校でもちょいと有名なシロモノでした)。
しかも体型だけじゃなく、そのお言葉遣いや仕草やらが何と優雅で美しいことか!! ある意味こっちの方がよほどお姉様方を「大人」に見せていた要因かもしれません。中一なんぞにゃ理解不可能な難しげな単語も、舌噛みそうで到底口にできないようなややこしい敬語も高校生にとっちゃごくごくフツーの日常語、加えてふとしたそのものごしののゆかしさたおやかさときたらこりゃもう、憧れるなっつー方が無理ってモンで。ええもう、中一当時の管理人にとっちゃ、そんなお姉様方は「雲の上」どころか「成層圏の上」の存在以外の何物でもありませんでしたです、ハイ。
そしてその憧れはいつしか見果てぬ夢に変わり…すなわち「高三と中一は五つ違い、てぇこたぁあと五年たてばもしかしてアタシもあんなふうにっ?」なんて、純粋(…とゆーよりただの単純バカ)極まりない中一は何の根拠もなく確信しちゃうのね、これが。そしてその後はただひたすらにその日を夢見てうきうきわくわくどたばたぐだぐだ(<?)、すったもんだの学校生活を送るわけだが。
そんなこんなで苦節五年、ようやく憧れの高三となったかつての中一が鏡に向かい、しみじみと己れの姿を見つめて気づくことといえばズバリ!!
「な〜んだ、高三になったってアタシ、中一の頃と何一つ変わってないじゃん、ケッ!」…というかなりミもフタもない冷酷非常な事実だったりするのだった…。
いやそりゃね、五年もたてばそれなりにガタイだってでっかくなったし多少の学力もついたんでしょーよ。だけどさぁぁぁぁっ!!
他の友達はどーだか知らんが少なくとも管理人に関する限り、出っ張るべきところも出っ張ったかわりに絶対出っ張ってほしくないところにまでしっかり肉がつきやがって、大和三山は大和三山でも谷だの沢だの渓谷だの、あらゆる低地及び窪地を完膚なきまでに埋め立てたただの巨大な土饅頭状態、ついでに学力の方だって、増えたのは国語やら英語の語彙だの因数分解の方法だの各物質の化学式だの世界史日本史の年号その他の知識だけ、その知識を有意義に活用すべき脳ミソ、思考回路はといえば五年たってもまるっきし進歩しないまんまでさっ! 「美しくも優雅」になるはずだった言葉遣いや仕草なんざ、単に猫かぶりに磨きがかかって口が達者になっただけだし、ゆかしくたおやかなものごしてーのはよーするに全身に肉がつきすぎて敏捷に動けなくなっただけだしっ! 制服のダーツの秘密も今ならわかる。ありゃきっと、年毎にデブっていく高校生を哀れと思し召した先生方が「少しでもヤツらの体型をごまかせるデザインをっ!!」と仕立屋さんに泣いて頼んだ、ありがたい親心の結果に違いない…(ため息)。
そう、見ると聞くでは大違い、五年の間あれほど憧れた高校三年生の学校生活とゆーモノは、「怠惰」以外の何物でもなかったのである。
そんでも一学期が終わるくらいまではまだ部活を引退してない連中もちらほらいるし、それなりに活気がないわけでもなかったんだけどさ、二学期以降はそんななけなしの活気も完全に雲散霧消、日がな一日教室内でぐだぐだだらだら、昼休みになっても誰も外へなんか出てきゃしねぇ。せいぜいベランダでのんびりゆったり日向ぼっこするくらいが関の山、校庭で元気に遊ぶ中学生の姿に「やれやれ、若いモンは元気でいいねぇ…」などとしみじみ語り合ったりなんかして、ああ、齢十八にしてどこまで老け込めば気が済むんだ、アタシたち…(涙)。
だからね、昼休みが終わってすぐに五時間目担当の先生がやってきたとしてもね、「すみませ〜ん」なんつって後から教室に入ってくるヤツなんて一人もいないの。来る日も来る日もクラス全員完璧な引きこもり状態、そんな高三には先生方もサジ投げてたのかみんな見て見ぬふりしてらしたんだけど一度だけ、古典担当のO先生が呆れ果ててこう絶叫してらしたなぁ…(遠い目)。
曰く、「せっかくの昼休みだってのに何でお前ら誰も外に行かないんだよっ!! 隠居部屋かここはっ!!!(<名言)」
ちなみにそのときすかさずクラスのうちの一人が「そうでぇ〜す。だってうちら、もう立派なご隠居だも〜ん」と答えたおかげで、以来管理人たちは卒業するまでO先生始め全ての恩師に「ご隠居」呼ばわりされ続けたのでございました…(笑…いながら滝涙)。
…ただそのおかげで管理人、高校卒業時には早くも「ちっとやそっと年食ったって、人間そうそう変われるもんでもないんだなぁ…」なんて人生の真理を悟っちゃったりなんかして。とはいえずっと悟ったままではいられないのも人間の悲しい性、その後も何度か「成人式が終わったら」「社会人になったら」「三十代になったら」「四十代になったら」等々儚い希望を抱き続け、その都度その都度夢破れては何度あらためて悟り直したことか。もっとも一時はこれ全て、いー年こいて独り身子無しのゴクツブシやってる自分故かと反省してもみたものの、すでにれっきとした家庭人、人の親として立派に生きてるはずのクラスメイトたちだって、一度互いの顔合わせたが最後、どいつもこいつもたちまち夫の責任だの妻の品格だの親の威厳だのの一切合財かなぐり捨てて、あっと言う間にかつての小中学生に戻っちゃうしな〜。
そして結局管理人はずっと迷いっぱなし、かつての中一時代からは想像もできんほど遠いところにたどり着いてしまった今でさえ、「いく〜つになぁ〜ったら〜、大人になれるだ〜ろう♪ いく〜つになぁ〜ったら〜、人になれるだろう〜♪」と、中島みゆきお姐様の名曲「信じ難いもの」などを日々口ずさんでいたりするのでした。…やれやれ。
2009.04.01.(水) お誕生日と「どーもすいませんっ」!
桜の開花宣言が出てからこっち、何故か突然「寒の戻り」に突入してしまった東京地方。さすがに真冬並の寒さってほどじゃないけど最高気温がずっと平年並み以下、「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言葉がミョーに虚しく響いてしまう今日この頃のまま四月が始まってしまいましたが、皆様お住まいの地域では如何でしょうか。
とはいえやっぱ四月一日といえば年度始めだしエイプリル・フールだしそして何より我らがグレート・ブリテン氏のお誕生日だしっ!! …となればここは一発寒さも吹っ飛ばす勢いで叫ぶしかございません。はいっ、それではいきますよぉぉぉ〜。…せーのっ!
グレートさ〜ん、お誕生日おめでとうございまぁ〜す!!! 例年ならばとうに満開、いやむしろ少々盛りを過ぎてるに違いない桜も今年は未だ四〜五分咲き、いつもとはちょっぴり違った雰囲気の中、仲間の皆様と目一杯盛り上がって下さいませねっ♪
…さてこの後には例によって例のごとく、毎度バカバカしくもどーでもいいよーなエッセイもどきをグズグズダラダラ書きたれようとしていた管理人だったのですが。
実はサイトがお世話になってるレンタルサーバーの調子がまたまたおかしくなってしまい、只今先方の会社と相談しつつ確認・調整作業の真っ最中だったり致しますので…。
大変申し訳ございませんっ! 残念ながら本日の日記はこれにて終了、続きはまた日をあらためて…ということでご了承下さいますよう、管理人&案内人、伏してお願い申し上げますぅ〜(土下座っ)。
なおこの作業、遅くともあと一日二日で終了するはずですが、もしかしたらその間、サイト閲覧やメール送信、カウンタの数字等に何らかの障害が出てしまうかもしれません。重ね重ねご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんが、何卒お許し下さいませぇぇぇぇぇ…。
2009.03.12.(木) 春の燃えカス
は〜やれやれ…毎度おなじみ春の名物確定申告もおかげさまにて昨日無事終了(しかもまたまた税金還付の大勝利っ!)、半ば放心状態に陥っている管理人でございます(<燃えカスともいう)。
それにしても年々申告作業が投げやりとゆーかやっつけ仕事になっちゃって、何かノリが悪いとゆーかせっかく税金還付を勝ち取ったちゅーのにイマイチ感動がこみ上げてこないってーのは果たして気のせいかしらどーかしら。
まぁ、確定申告だろーが納税だろーが毎年やってりゃいー加減慣れてくるし、収入だの控除だのの内容だって毎年そう変わるモンじゃなし、去年の控え引っ張り出して「あ、今年のここはこう、そこはこう、あっちはこうで…ホイ、一丁上がりっ!!」みたいな流れになってくるのはある程度仕方ないことなのかも知んないけどさ、こんなんじゃ毎年恒例ゼーム○ョへの悪口雑言、非国民的発言を垂れ流す気にもなりゃしない。
何より今年の○ームショときたらどっか具合でも悪いのか、きちんと用紙も送ってきたし(分離課税用の申告書もちゃんと入ってたトコがすごい<詳しくは下段バラ配布の件と併せて05.03.15.付の日記参照)弱い者いじめのごとき各種控除の廃止もとりあえず一段落しちゃったみたいだし、さらに一番驚いたことには各種用紙もちゃんとバラで配ってくれるようになっちゃって、はっきし言って喰いつくネタもないのよ、何一つ。
ああ…とはいえこれもまた管理人が老いた証拠なのかしら。やれやれ、年は取りたくないわい、ぶつぶつぶつ…。
…とはいえこのまま老け込んでてもどーしよーもないので、以下二つ三つ業務連絡なんぞ致しまして、毎年恒例○ームショへの罵詈讒謗、非国民的発言に代えさせていただきますです、ハイ。…スミマセン。
業務連絡その1
これまでチャットルームに直接書き込んでいた管理人出没予告を「群雀」TOPページに移動し、新たな予告をUPした際には他のコンテンツ同様サイトTOPのリンクに「NEW!」マークをつけることに致しました(…正直、コンテンツ自体がちーとも変わってないのに「NEW!」マークつけるのって今までちょいと抵抗があったんだけどさ、まぁ予告が新しくなるのも一つの変化にゃ違いないし、いちいちチャットルーム覗くのは皆様にとってもお手数かと存じまして… ^^;)。
業務連絡その2
只今管理人、オフの世界でちと忙しくしております故、50,000HITに続く管理人指定キリ番についてはニアピン申し出締切日、3/20過ぎにお知らせしたく、畏れ入りますが今少しお待ち下さいますようお願い申し上げます(…つーても多分55,000もしくは60,000のどっちかになるハズ)。
2009.03.01.(日) お誕生日と50,000HIT御礼と飼い主の疑問
張大人、お誕生日おめでとうございますですぅ〜!!!
閏年だった昨年とは違って残念ながら今年のカレンダーには2月29日という日付はございませんが、それでも、いやそれだからこそ盛大に、心を込めてお祝いさせていただきましてよっ(握り拳っ)!
そしてTHANKS50,000HIT! こんなしがないチンケなサイトのカウンターがここまで回ったのは、ひとえに皆様方のおかげでございます。本当に、どうもありがとうございました!(管理人&案内人、並んで深々と平伏)
だけど50,000HITはともかく張大人のお誕生日パーティーって一体誰がお料理作るのかしら。いくら何でも当の主役に作らせるなんてあまりにあまりな気はするんだけど、「料理が生き甲斐」の大人にはこういう日こそ思う存分腕を振るって好きなだけお料理していただくのが何よりのプレゼントなのかもしんないし…。となるとやっぱ「張大人の指揮の下、他のメンバーさん全員が忠実な助手となってみんなでお料理」ってぇのが一番妥当なセンなのかも。何にせよ、大人のお誕生日にはさぞ豪華で美味しいご馳走が食卓に並ぶんだろうなぁ…♪
ところで先日TVを観てたら、某愛犬雑誌のCMが「犬は緊張してストレスを感じるとあくびをすることがある」なんて言っててちょっとびっくらこいた管理人。しかも慌ててネットで調べてみたら、犬関係のサイトやブログ、掲示板の多くが同様の記述を載っけているじゃございやせんか。いやそりゃね、件のCMでは「眠いときにももちろんあくびをする」とも言ってたんだけんども、ネット情報の中には「緊張やストレス」の方があくびの主要原因みたいな書き方してるモノもあったりしてさぁ…。でもってその中に一件だけ、「ウチの犬はのんびりリラックスしている際にも結構あくびをするように見受けられる。だから緊張やストレスだけが犬のあくびの原因だという説には賛成しかねる」という、どこかの飼い主さんの勇気ある書き込みがありまして、正直なところ管理人としてはこのご意見に大いに賛成なんだけどネェ…。
何故ならウチの案内人もまた、どっからどー見ても緊張やストレスなんぞとは全く無縁としか思えない状況下で結構大あくびをなさったりしやがるからである。
例えば朝のご挨拶。その日初めて管理人と顔を合わせた案内人はまず飼い主の手に思いっきし頬っぺたをすりすりこすりつけてくる。このとき飼い主が両手のひらで顔を挟み込むようにして軽〜くもみもみ、むにょむにょしてやるとワン公の方も目を細め、すりすりにもいっそう力が入ってかなりご満悦のご様子(<この状態を我が家では「もにょもにょ様」と呼んでいる<笑)。でもってそれに飽きると回れ右して尻をすりすり、すると今度は飼い主も尻尾の付け根なんぞをほりほりこりこり掻いてやるのがお決まりの儀式っちゅーか何ちゅーか(笑)。ちなみにここで声を大にして言いたいのは、これ全てワン公が自発的に行う動作であって、決して飼い主が無理矢理とっ捕まえていじくり回してるわけじゃないってこと。よってこのときの案内人はかなりご機嫌とゆーか、少なくともストレスや緊張を感じてるなんて可能性は限りなくゼロに近いんじゃないかと思われるんだけんどもさ。
何故かここでワン公は必ず「あ〜うぉぉぉ〜ん」と、それはそれは大きなあくびをおこきあそばしやがるのだった。それこそまさに「もにょもにょ様」も「尻尾ほりほり」も存分に堪能したであろうと思われる瞬間、故に飼い主としては当然このあくびはご満悦とご機嫌の証だと信じ込んでいたわけよ。それをいきなり「あくびは緊張してストレスを感じたときに出る」なんて言われちゃったらあーた、戸惑うなっつー方が無理だってーの。
もっとも時間帯が朝のこととて単に眠いからだとも考えられなくはないが、実はワン公、飼い主が寝坊して「朝」どころかすでに「昼前」といった時刻に起き出してきたときも必ずあくびするんだよねー。しかもこの「もにょもにょ様」と「尻尾ほりほり」を要求してくるのは決して朝だけじゃなく…早い話が飼い主はそれこそ一日中、ヒマさえあればワン公の頬っぺたと尻尾をもにょもにょくりくりしてるんだけど、その折にはほぼ100%の確率でもれなくあくびがついてくるというこの確固たる現実を、果たしてどう解釈すりゃいーんだろぉ…。
そりゃまぁ、ご満悦&ご機嫌の極地ともなりゃ案内人だって多かれ少なかれ興奮状態にあるんだろうから、ここで「興奮状態もある意味ストレスの一種」みたいな考え方を持ち出せば、とりあえず「緊張及びストレス故のあくび」と説明できないこたァない。だけどそれを言っちゃうと、人間にせよワン公にせよ、いやそれどころか生物全般、完全にリラックスできるのは熟睡しているときだけであって、覚醒時の行動の際には必ず何らかの緊張やらストレスやらを感じるんではないかいな、みたいなコトになり…結局は嬉しくても楽しくても興奮状態になりゃぁある種のストレス感じるんだからあくびをしても当然、だったら何もストレスだの緊張だのをとりわけ強調することもねぇじゃんよ、てな話になる。…というのはあまりにこじつけ過ぎかしらん。
もちろん、件の掲示板には「うちのわんこは悪戯をして叱られているときに必ずあくびをする」ってカキコもあったから、「犬は不快感を伴うストレスを感じたときにもあくびをする」という意見を完全否定する気はこれっぽっちもないけどさ。
あーあ、ママったら何またくだらないことでごちゃごちゃ理屈をこね回ちてるんでちか。ボクたちだって眠いときにはもちろんのこと、のんびりリラックスちてるときにあっくっく(<管理人宅で使われている「あくび」の幼児語)が出るのは人間しゃんたちと同じなんでちよ。でもしょの反面、叱られたり嫌なこと(<ボクの場合は無理矢理ブラッシングされたりお洋服を着せられたりちたときでしょうか…)をしゃれて不愉快なストレスを感じたときにもあっくっくしちゃうっていうのは、ちょっと人間しゃんには理解できない行動かもちれまちぇんねぇ。もちかちたらしょのせいで、必要以上に目立っちゃうんじゃないの? どっちにせよ、ちゃんとボクたちのことを見ていてくれる飼い主しゃんなら、ボクたちがどんな気持ちでいるのか一目瞭然、手に取るようにわかってくれるはずだち、あんまり気にしゅることはありまちぇんよ♪
案内人がもし現実世界でも自在に人間語を喋れたら、案外こう言ってくすくす笑ってんのかも…と、ついつい思ってしまう管理人なのであった…。
2009.02.27.(金) ここでもさりげなくお知らせなどしてみる
ひえぇぇぇ〜っ! 寒い寒い寒い〜っ!! 朝起きたときは確か雨だったはずなのに、ちょいとぼ〜っとしてる間に雪に変わっちまいやがって、昼過ぎまで三時間以上も降ってたよぉ…。このあたりでこんなに長時間雪が降ったなんてもしかしたらこの冬初めてじゃないかしらん。
もちろんこんなの毎度おなじみ「軟弱な東京モン」のだらしない泣き言にしか過ぎませんが(雪国の皆様のご苦労、心底お察し申し上げます<平伏っ)、そんでも「雪が降ってる」ちゅーだけで東京都民に取っちゃかなり寒い日なんです、すみません…。
だから案内人がのこのこ部屋に入り込んできたとき「今日はコイツもさぞ寒かろう」と出血大サービス、せっかくアタシのベッドの布団の上に乗っけてやったってのに何でわざわざ廊下に出てって丸まってんだよオマエ…。やっぱ、頼りになるのは飼い主の情よりも自前の毛皮ってか?(涙)
ところで今週初めよりチャットルームにて予告しておりますとおり、本日2/27(金)23:00頃より(もしかしたら5〜10分前後するかもしれませんが)管理人、チャットルームに出没致します。もし「一緒に遊んでやってもいいよ」あるいは「ヒマ潰しにバカからかってみるか」という方がいらっしゃいましたらどうぞお気軽にお越し下さいませ。お待ちしておりま〜す♪
…とか何とか言ってるうちに、いつの間にか案内人が部屋に戻ってきてやんの。だったら最初からミョーな意地なんざ張らなきゃいいのに(笑)。でもまぁ、今日はそれだけ寒いということなんでしょう。東京都内あるいは関東近辺にお住まいの方はもちろんのこと、その他地域の皆様方もお体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ…。
2009.02.13.(金) 入院騒動顛末記と大ウケ管理人
いや〜、毎度お騒がせして申し訳ありませんでしたぁ〜♪ おかげさまで管理人の実母、ホントにたった二日(正確には一日半足らず)で無事退院してきよりましたです、ハイ。そのくせご報告がこんなに遅くなっちゃったことには、お詫びの言葉もないんですけんども(土下座っ)。
だけど正直今回ばかりは管理人もマジびびってたんだよね〜。だって入院した理由が「右半身の痺れ」、それも頭のてっぺんから足の先まで…とくりゃかつて脳梗塞わずらった実父を目の当たりにしてた上に只今現在同じ病気の爺サマ主役にした話なんぞ書いてる娘としちゃぁ、何はなくともいの一番に「ソレ」を疑うじゃありませんか。だから先々週の頭、実母が初めてその症状を訴えてきたときには「くそじじい 7」の俊之くんよろしく「痺れって…他にめまいは? 吐き気は? 視野狭窄はぁぁぁぁっ!?」なんぞと機関銃のごとき勢いで質問攻めにしちまいましたが。だけど当の本人はそんなモン一切ないって言うし、傍から見ても話し方やその内容におかしなところはどこにもないし(ろれつが回らないとか、記憶や思考力が混乱してる様子も全然なかった)。それにうちのバーサン、さすが「鋼の低血圧」を誇る管理人の実母だけあって血圧がものすごく低いのね。だからめまいや貧血でぶっ倒れるんならともかくも、まさか卒中系の発作なんて…。とか何とか悩んでいるうちに痺れ自体も十五分程度で治まったので、そのときの管理人はただ「今度石原医院(<毎度毎度しつこいが仮名にあらず)に行ったらF先生(<これまた毎度しつこいがそのご本名は「藤蔭」にあらず)にきちんとお話したほうがいいよ」とだけ言っておいたのだった。以前から多少糖尿の気がある(<でもまだ糖尿「病」って言うほどではナイ)実母は少なくとも毎月二回は石原医院で血液検査を受けており、ちょうど「そろそろまた行ってこなきゃ」なんて話も出てた時期故、そんときゃそれで大丈夫だと思ってたのである。
しかしそれから一週間の間にさらに三回、同じような痺れを感じてしまってはさすがの実母も薄気味悪くなったらしく、日曜日の夜「明日朝一番で石原医院へ行ってくる」と自分から言い出して娘を大いに安心させてくれたのだったが…。
いざ当の翌日早朝またしても起こった痺れ、しかも今度は十五分どころか二十分たっても治まらない。そこで慌てた娘が石原医院へ電話したところ、受話器を取ったF先生に開口一番「それ、ウチじゃなくて総合病院に行って下さい!」と言い渡され、その上紹介状まで届けていただいて即刻ウチから一番近いK病院の救急外来にすっ飛んでいく羽目に…。でもってざっと診察・問診を受けた実母はそのままCT検査室へ直行、果たしてどんな結果が出るやら母娘揃ってびくびくどきどき過ごした十数分。
ところがどっこい、やがて出来上がってきた写真には脳梗塞らしき映像など影も形もなく…。これにはK病院の先生も「う〜ん、こりゃ詰まったんじゃなくて、単に血管が細くなって血流が滞っただけかもしれませんねぇ…(<正確には「一過性血管狭窄発作」とか言うそうな<うろ覚え)」とつぶやいたきり、ただただ腕組んで考え込むばかり。しかし結局は念のためMRI検査もしときましょう、てな話になって実母は病院に一泊することになっちゃった、それが前回の顛末。
もっとも当人はCTに何も写ってなかった時点ですっかり安心しちゃったらしくてねぇ…(苦笑)。病室に案内してくれた看護士さんに「お手洗いに行くときはナースコールを押して下さいね。また痺れが出て転んだら大変ですから」と言われてすかさず「やだ、お手洗いくらい一人で行けますよぉ」なんぞと言い返し、「そうおっしゃる方が一番転ぶんです!」と叱られたり、いったん荷物を取りに帰った娘がついでに昼メシなども済ませて再度病院に戻ってみれば「…お昼ご飯がまずかった(<どうやら問診の際に「糖尿の気がある」と言っちまったおかげで療養食を食わされたらしい)」なんてふくれっ面してたりと、イマイチ病人としての自覚が乏しいような…(汗)。しかし一方の娘も同じこと、その後のMRI検査までは付き添っていたものの結果が出るのは夕方五時か六時頃と聞いて「そんならパピの散歩があるから帰る」って帰ってきちゃったんだから、決して人のこと言えた義理じゃない。
ただ別に言い訳じゃないけど、元々例の救急外来にて「検査自体は今日中にできますが、結果が出るのは多分遅くなるでしょうから詳しい話は明日ということで」って言われてた上、一応帰る前には担当医の先生に付き添いが帰ってもいいかどうかお伺いを立てたのよ、これでも。したら返ってきた返事はというと「あ、別に構いませんよ〜」だって。どうやらCTの結果にすっかり安心しちまったのは患者とその家族だけじゃなかったらしい(笑)。
そして翌日、いよいよMRI検査の結果を伺ってみればこちらもめでたく「異常なし」♪ ただしCTやMRIに写るのは比較的太い血管だけなので、それこそ脳ミソ開いて顕微鏡か何かで毛細血管の一本一本までくまなく調べたとしたらごくごく細いヤツが詰まってた…なんて可能性は捨てきれないかもしんない。だけどそんなのいくら世界最先端を誇る日本の医療技術でもさすがに不可能だし、第一こんなんでいちいち脳ミソ解剖されてたら患者の方もたまったモンじゃないし。何より先生が「こちらに写らないような血管なら、万が一詰まったとしても命に関わるようなことはまずありません」って太鼓判押して下さったんだから何はともあれこれで一安心、と思ったところで決してバチは当たるまい…って、ンなこたちょっくら置いといて。
このときの担当医は年の頃三十代前半あたりと比較的若い男性脳外科医の先生だったのだが、実は管理人、そのご説明にえらいこと大ウケしてしまったのだった(あ、でももちろんご本人の前で大笑いとかはしませんでしたよ、念のため)。だってこの先生ってばあまりに素直すぎるんだも〜ん。
例えば今後の治療方針についてお話して下さったとき、「これからは予防のための投薬治療が中心になります。えと…確か血圧はそれほど高くないんですよね?」と言いつつちらりとカルテを見た途端「…あ。ホントにすげー低いや」なんてひっそりこっそりつぶやいてくれちゃうしっ(<かなりの小声だったから多分患者には聞こえなかっただろーケド、付き添いにはしっかり聞こえちゃいましたよぉ〜センセ<やなヤツ<笑)♪ その後こっちを振り返り、「はは…これなら血圧の薬は必要ありませんね…血液をさらさらにするお薬だけで充分です」っておっしゃったときのお顔つーたら心なしか頬に一筋の汗が流れてるみたいだったしっ(<さすがの脳外科医といえども七十過ぎたバーサンの血圧が二十〜三十代の娘さん並とは夢にも思っておられなかったのであろう)。
だが極めつけはさらにその後、「…で、どうされます? もう一日入院なさいますか? それとも今日このままお帰りになりますか?」と訊かれた実母が大きくうなづいて「はいっ、今日帰ります」と元気よくお答えしたその次のお言葉っ!
「そうですよねぇ…何しろ梗塞が起こってないんじゃ、これ以上入院なさってもお薬以外何もできることないですからねぇ…」
ねぇ先生、それって早い話が「入院してもムダ」つーてるのも同然ですよね? やぁ〜んもう、この正直者っ!!
しかも上記のやり取り、ただ楽しいばかりじゃなくて管理人には大いに参考になったのである。いやほれ例のじじい話ね、アレ書く前には一応脳梗塞の治療についての下調べもしたし、かつて実父が寝付いてたときの記憶なんぞもうすらぼんやり残ってたりはしたんだけんども、所詮プロ作家でも何でもないただの弱小サイトマスターの身では「現役医師へのインタビュー」なんて大それた真似なんざできるわけもなし、やっぱ「一抹の不安」ってモンが拭えなくてさぁ…。
だけどもう大丈夫っ! 管理人、今後は何一つ迷うことなく目一杯胸張って書けますわよっ! すなわち「脳梗塞は発作が起きない限り投薬予防以外の対処法なし、入院しても時間のムダ!」…って。何とゆーても現役バリバリ脳外科医の仰せだ、これ以上確かな根拠はどこにもあるまい。よかったね〜若先生vvv 君の爺サマへの治療方針は間違ってなかったよ〜vv(…ってオマエが言うか>自分)
あっでもアタシ、医者が患者に薬出すのは当たり前だと思って投薬については特に何も書いてなかったかも…(冷や汗)。こりゃもしかして何箇所か書き直しとかにゃいかんかな〜。それに発作前はともかく、小規模発作時の対応の方はブドウ糖輸液だけでよかったのかしらん。だけどこっちはな〜、かつて実父がごく軽度の発作起こしたときに「あの」F先生ご自身が施して下さった処置だったはずだしな〜…まぁいい、こっちの方は己が怪しい記憶を当分信じておくことにしよう…(<オイオイ)。
しかしまぁ、こんな脳天気なことほざいていられるのも大事に至らなかったからこそ、F先生やK病院の先生方にはどんなにお礼を申し上げても足りません。本当に、どうもありがとうございました。
そして皆様にもご迷惑やご心配をおかけしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。溜め込んでしまった密書&WEB拍手のお返事、そして次回更新についてもできる限り早くお届けできるよう努力致しますので、これからも何卒よろしくお願い申し上げます(平伏っ)。
2009.02.02.(土) 「ああそれなのにそれなのに」再び。
今日も今日とて前回同様、すっかり引きこもりぶりも板についてさながら冬眠中のクマヘビカエルと化した管理人&案内人。けれど気がつきゃいつの間にやら月も変わって庭の梅も早六〜七分咲きになってるし、明日明後日は節分、そして立春だしっ! 何処とも知れぬ遠き彼方から密やかに、しかし確実に近づいてくる春の足音なんぞの幻聴が聞こえるような気がする今日この頃といえば忘れちゃいけないジェットくんのお誕生日!!
ジェットく〜ん、お誕生日おめでとう!!! 貴方の熱き情熱と血潮、そしてマッハ5を誇るジェットエンジンで、一刻も早く春を連れて来て下さぁ〜いっっっ!
…とまぁ、例のごとく冒頭で盛大に雄叫った後は前回前々回に引き続きワン公ネタ三レンチャン、汲めども尽きぬ飼い主の苦労を延々とグチろうとしていた(それってかなり迷惑だぞオイ>自分)管理人だったのですが。
本日朝八時になって急遽予定変更、ワン公ネタを吹き飛ばす突発事件発生っ…って、管理人の実母、またまた入院しちまいやがったよコンチクショウ…(<泣きながら笑)。もっとも今回は単なる検査入院、経過がよけりゃ明日にでも帰ってこられるらしいし、だからこそ泣きながらでも笑っていられるんだけんどもさ。
どーせまたすぐ「いや〜、毎度お騒がせして申し訳ありませんでした〜♪」なんて脳天気な日記をUPできるとは思うんスけど、少なくともこれから数日は何かとバタつくだろうこととて、もしかしたら更新及びWEB拍手、密書へのお返事その他などが少々遅れてしまうかもしれません。お越し下さる皆様方には本当にお詫びの言葉もございませんが、えー年こいたオバサンの親はやっぱ年寄り…と思し召して(とゆーか「諦めて」とゆーか<汗)、一歩引きつつ気長に生ヌルイ目で見物してやって下さいますよう、伏してお願い申し上げます…(土下座っ)。
2009.01.24.(土) 誰にも言えない
相変わらず寒さ厳しい今日この頃とてすっかり引きこもり気味、家の中で縮こまっているばかりの管理人&案内人なのですが。
今日明日ばかりはンなこと言ってる場合じゃねぇ! フランちゃ〜ん、そしてギルモア博士vv お誕生日おめでとうございますですぅ〜っ(喜びの舞踊りっ…ただし東村山町内音頭三丁目バージョン)♪ 我々ゼロナイファンを魅了する永遠の舞姫、そして時には優しくあるいは厳しくメンバーズを導き支える不世出の天才科学者にかんぱぁ〜いっ!!!
はぁ…にしても最近はいくら舞い狂ってもちーとも体が温ったかくなんないってーのはやっぱトシかしら…。ああ、40有余年の歳月を経てなお変わらぬフランちゃんの美貌と若さ、そして博士の明晰な頭脳が羨ましいっ!
…もっともこちとら、何十年若返ったところで「美貌」だの「明晰な頭脳」なんてモンにゃさっぱりきっぱり縁はねぇけどよ。ただ、そんなどーしよーもないオバハンの家系にも、よくよく探せばごくたま〜に「例外」が存在してたりなんかして(以下、ちみっと身内自慢しちゃいます。スミマセン…<土下座っ)。
それすなわち管理人の母方の祖父、ぶっちゃけて言えばおじーちゃん! いやもうこのヒトときたら孫の目から見てもえれーハンサムでね〜。特に若かりし頃の写真ときたらもう、一体どこの歌舞伎役者かはたまた映画俳優かってくらいでvv もっとも当の本人はといえば、そんな華やかな世界なんぞとは全然関係ない一介の経師屋(今で言う表具師)だったし、今生きてりゃとっくの昔に100歳超えてる人間のこととて現代風の「イケメン」つーよりゃやっぱ昔風の「いい男」てな風情だから最近のお若い皆様方にとってはそれほどでもないかもしんないけど。それでもとにかくウチの身内親戚、加えて昔からの友人知人の間ではいまだに「りーみんちゃんトコのお祖父ちゃんはいい男だったよね〜」というのが長年の語り草になっているのである。
しかし残念なことにこの祖父のDNA、実母まではかろうじて伝わったもののこの二代目が自称「甲斐の山ザル」、そのくせ顔はどっからどー見ても完全無欠の逆蛍系タヌキ面の実父と一緒になってくれちゃったおかげで、いざ三代目になったら影も形もなくなっちゃいましてねェ…(ちなみに管理人はガキの頃「この子のお母さんが誰かははわからなくても、お父さんの方は一目見た途端にわかる!」と言われたほどの父親似<号泣)。そして一時はこのまま血脈という名の大河の奥深く、ひっそり沈んでいくしかないと思われたソレが、何と今になってとんでもないところに出現しやがったのである。…てか、普通なら絶対ありえないんだけどなー、こんなコト。だってその「とんでもない」出現先ってよりにもよって犬だよ、犬。
そう、何を隠そうウチの案内人は、管理人の今は亡き祖父にそっくり、生き写しなのであった。仔犬の頃から「もしや…?」とは思っていたのだが、いくら犬バカの我が家でもさすがにワン公の親戚なんざいるわけもなし、ま、他人ならぬ他犬の空似よ、他犬の空似…などと笑い飛ばしているうちにだんだんシャレや冗談じゃ済まなくなってきちゃって、一人前の成犬となった頃にはもはや疑う余地はないとゆーかそのものずばりとゆーか、あまりのそっくりさんぶりに管理人ばかりか祖父の実の娘たる実母までもが絶句するくらいのツラ構えに…(<ちなみにサイト所収の画像でいうと「誰そ彼」案内人ページの「案内人の肖像」及び「写真館・少年パピ5」あたりが一番似てます♪)。
そりゃま確かに「犬は飼い主に似る」とは言うけどねェ…。実際の飼い主どころかその実母まで完全無視しやがって、親類縁者一番のいい男だった祖父を手本にするたぁ、相変わらずえー性格しとるわこのワン公(<ヤケクソの笑)。
もっとも驚いたのは最初のうちだけ、それからさらに数年過ぎる頃には管理人も実母もすっかりこの事実に慣れちゃって、単なる内輪の笑い話ネタとしか思わなくなってたんだけどさ。でもって今から二年ほど前、我が家に実母の幼なじみたちが遊びに来たとき、たまたまそばに寄っていった案内人を目にした実母がふとこのことを思い出したらしく…。
「ねぇねぇ、まだ話してなかったっけ? 何かこの子の顔ってさぁ、ウチの亡くなったお祖父ちゃんによく似てると思わない?」
笑顔一杯そうのたもうた瞬間、集まったお友達の中でも一番つき合いの古いN子おば様、いやN子おばちゃんの悲鳴のごとき絶叫が、部屋中に響き渡ったのであった。
「あーっ、アタシもねっ! この子が仔犬の頃、初めて会ったときからそう思ってたのっ!! …だけどさぁ、いくら何でもここん家のお祖父ちゃんと犬が似てるなんて、あんまり失礼すぎるじゃない? だからこの七年間、誰にも言えなかったのよぉぉ…っ!!」
その日のN子おばちゃんは、ようやく長年の心の重荷を下ろすことができたせいか、すっきりさっぱり晴れ晴れとした表情で帰って行った。知らぬこととはいいながら、他人様にまでそんな秘密を抱かせるとは恐るべしDNAの暴走っ!!(いや、この場合DNAは絶対関係ないと思うしっ!<あったらコワイ<笑)
だけど別に犯罪や事件を目撃したわけじゃなし、何も七年間黙ってなくても…それとも、もしあそこであの話題が出なかったらいまだに黙ってるつもりだったのかな〜、N子おばちゃん…(しみじみと遠い目)。
2009.01.12.(月) 飼い主の苦悩
あらたまの年も開けて早十日余り、三が日も過ぎ松も取れ、さらには鏡開きさえも終わってしまった今日この頃ともなれば日本全国津々浦々、正月気分もすっかり抜けて平常モードに戻っていることだろう。そして中にはお正月の間にしっかりたっぷりついちゃったお肉に驚愕し、メタボの恐怖を克服すべく、涙ぐましいダイエットを始めた方も結構たくさんいらっしゃるかも(…って、管理人とて他人事じゃねぇ<笑)。
ところで最近世の中高年層の神経をやたらと逆撫でしているこの「メタボ(言うまでもないがその正式名称はメタボリック・シンドローム)」という言葉、どうやら人間界だけでなくわんこにゃんこの世界にまでしっかり浸透しているようで。
「ウチの子ちょっと肥満気味なのよぉ。何しろ出せば出しただけいくらでも食べちゃうんですもの…。おかげでとうとう獣医さんに注意されちゃってね、今はダイエット真っ最中なの(TT)」
案内人の散歩のたび、一日一度はこんなため息交じりの告白を耳にするようになってからどれだけ月日が過ぎたことか。…しかしながら管理人、こんなグチをたれることができる飼い主さんが、実はとってもとってもとぉぉぉ〜っっっても!! 羨ましかったりするのだった。
何故かといえばもちろん、ウチの案内人(ワン公もしくは駄犬とも言う<ヤケクソの笑)が人知を超えたとゆーか想像を絶するとゆーか、とにもかくにもわんこ一般の常識を覆す大食漢ならぬ小食漢だからだよコンチクショウッ!
思い起こせば九年前、ヤツが初めてウチに来た日からそうだった…(遠い目)。ペットショップから「ご希望の仔犬が到着しました」との連絡を受けて即座に迎えに行ったはいいが、何とこのチビ、次の日の夜になるまで水以外何一つ口にせず、初っ端から飼い主を死ぬほど心配させてくれやがったのである。
ペットショップに相談の電話を入れても、返ってきたのは「お腹が空けば食べるでしょう」という返事のみ、いやそりゃこっちもさ、いきなり見ず知らずの家、そして人間どもの間に連れてこられた仔犬が不安とストレスのあまり食欲不振に陥ったってある程度は仕方がないたぁ思ってたんだけどね。しかもウチの子、繊細さと神経の細さにかけちゃ犬界随一との誉れも高いパピヨンだし(それって自慢かい>自分)。けれどこのチビ、一晩明けたら家にも人間どもにもずいぶん慣れてあちこちくんくん嗅ぎまわり、ちーともじっとしちゃいなかっただけに余計何も食べなくて大丈夫なのかってのが気になるじゃないかぁぁぁぁぁっ(<魂の本音)!
結局その日の夕方からはちゃんと食事もするようになってくれて一安心、とはいえ一回に食う量がやけに少ない(フツーの仔犬のおよそ三分の二、いや半分弱…?)。しかもたったそれだけの食事さえ、日によっては食ったり食わなかったり…ってんで、その後の飼い主がどれだけ苦労したことか。それまでペットショップの指示に従い、お湯でふやかしてたフードをそのままやってみたり(<いや、もしかしてもう柔かいフードは嫌なのかと思ってね…でもそしたらちみっとだけ食う量が増えた)、より食いつきのいいフードを探してあちこちの試供品もらいまくったり、主食が嫌ならせめておやつでもと、これまた何十、何百種類あるかわからない犬用おやつを手当たり次第に試したり(ちなみにもちろん、好みに合わないモノはことごとく拒否された<涙)と、その全ては到底ここでは書ききれない。
おかげで何とかワン公の口に一番合うらしいフード、そしてお好みのおやつも何種類か見つけたものの、それでもヤツが食う量はフード袋に表示してある適正給餌量の半分程度、おまけに食欲のムラも治まらず…(号泣)。そのくせ当の本人、いや本犬はそれなりに結構元気にすくすく育ってくれやがったりなんかしたので。
案内人がそろそろ二歳の誕生日を迎えようとする頃、とうとう飼い主は完全に開き直ったのであった(<それとも匙を投げたか悟りでも開いたか<笑)。これはもうワン公自身の体質に違いない、きっとコイツは近未来型スーパーハイブリッドエコカー並の超低燃費を誇る体を持って生まれてきてしまったのであろう。…だったらこれ以上飼い主がいくら頑張ったってムダなこと、もういいからオマエはこれからも自分の胃袋と相談して必要な食い物を必要な分だけ食って生きていけ…と。
おかげさまでその後の案内人はほぼ病気知らず、一時期クセになっていた消化器系疾患(<早い話が腹下し)も七歳以後シニア用フードに切り替えてからはほとんど見られなくなり、先月無事九歳の誕生日を迎えた今も極めて健康でご機嫌よく暮らしている。嬉しいことに、最近では時々フードのおかわりまで催促してくれるようになったしね(もっともあくまで催促だけで新しく出してやった分はほとんど食わないし、元々の「盛り」が少ないからまだまだ適正量には遠く及ばないんだけどさ<ため息)。おかげで飼い主の肩の荷もずいぶん軽くなったというもの、やれありがたやありがたや。
ただ、いまだ飼い主を悩ませる問題がたった一つ。それすなわち、新品のドッグフードを開封するタイミングである。人間の食物同様、ドッグフードといえどもやはり開封したてが一番風味豊かで美味だろうことは想像に難くない。となればやはりその最も美味しい瞬間をたっぷり味あわせてやりたいというのは飼い主としての人情、しかしウチの場合、出してやった食事をいつ食べるかはあくまでお犬様の腹具合と気分次第だったりするので―。
折しもそろそろ新しいフードを開封せねばならぬ時期、しかしコイツに開けたて最高級の味を堪能させてやるには一体いつ袋にハサミを入れればよいのやら。
…かくて新しいフードの袋とハサミを手にした管理人は、今日もまた激しく苦悩するのであった。
2009.01.03.(土) いよいよ来たぞ、2009年!
皆様、新年明けましておめでとうございます。
うららかかな元日を心穏やかに過ごしたのも束の間、二日、三日は毎年恒例家庭内行事「箱根駅伝TV観戦」で精根尽き果てた管理人と、そんな飼い主を冷ややかかつ呆れ果てた目で見つめる案内人でございます。
しかしながら今年は千年に一度との声も高い「009YEAR」、のんびり燃え尽きているヒマなどございませんっ(握り拳)! 現在執筆中のじじい話、そして昨年頂戴したキリリク(現在の進捗状況およそ50%…A様、とうとう年を越してしまって申し訳ありませんですぅ〜<新年早々思いっきし私信)を始め、ここ数年の亀の子更新から脱出すべく全力を尽くして頑張ってまいりますので、今年もどうぞよろしくお願い致します!!