2005.08.31.(水)      今年も結構命がけ

 去る8月28日から29日にかけて、またしても行ってきました「第三次山梨墓参りツアー(オプション犬つきプラン)」。これまでは9月のお彼岸前後に行ってたんスけど、その頃ってばちょうど秋雨前線最盛期、結果二度とも雨にたたられ、墓参りのあとロクに観光もできねーわ、行き帰りの中央道はスリップしそうで怖えーわで、結局今年は1か月日程を早めてみたんです。したらおかげさまで天気は上々、三度目にして初めてゆっくり遊んでくることができました。

 ただ、そんでもやっぱ怖いのが往復の道中。何せ、管理人は普段あんまり中・長距離運転しない人だし、どこに出しても恥ずかしい完全夜行性動物だし(<よーするにコウモリとかモモンガとかイリオモテヤマネコとかと同類)。
 それが普段めったにしない早起きして身支度して荷物積んで犬積んで片道200km車転がすんですぜ。こりゃもう誰がどー見ても走る危険物以外の何物でもないってモンで。

 それでもね、家を出てからしばらくはまだ大丈夫なのよ。問題は途中のSAで昼飯食ったあとなんだな、これが。
 当然のことながら、食事をすればお腹一杯になります。でもって、「腹ふくれれば目の皮たるむ」の諺どおり、眠くなったりも致します。管理人はとにかくこれがコワイ。だってアタシ、他の生理的欲求にはかなりの耐久力あると思うんだけど、とにもかくにも「睡眠欲」だけには滅茶苦茶弱いんだも〜ん。思い起こせばガキの頃からとんでもないトコ、常識外れの時間によく寝てました。押入れの中や廊下はもちろん、教室の床とか自分ちの玄関先(<それは酒のせい)とか。大学の卒業式なんざ最初から最後まで寝っぱなし、はっきし言ってあの折の記憶は一切ございません。
 一番アブなかったのは友達と南紀白浜を旅行中、どっかの岬の先端の柵にもたれて完全熟睡しちまったことでしょう。ちなみに下は数十メートルの断崖絶壁、一緒に行った友達(男性二人女性一人)全員、あのときは生きた心地がしなかったそうです(R先輩、N先輩、M子ちゃん、その節は本当にご心配をおかけしました<平伏)。

 なので当然、車の運転中だろうが何だろうが寝るときゃ寝るに違いない。だがもしそうなったら大惨事確実、自分だけでなく無関係の人々を一体何人犠牲にすることやら…(戦慄)。となればここはやはり、万全の居眠り防止策を取るのが大人としての責任というものでございましょう。
 かくて。ええ、オバサンやりましたわよ。無糖&カフェイン増量タイプの缶コーヒー数本一気飲み♪ そして予備の缶コーヒー及び強力ミントの眠気防止ガムを買い込み、覚悟を決めて出発したわけでございます。
 この作戦がどうやら功を奏したらしく、ま、とりあえず無事に墓参も済ませ、本日のねぐら、犬連れOKの某ペンションに転がり込んだんですけんどもさ。

 あれだけ対策を講じたにもかかわらず、そこにたどり着くまで一度だけ体験してしまった「ヒヤリハット」。あーマジ、あと30センチ左に寄っちまったら危うく路側帯に乗り上げておもいっきし派手なスピンターンやらかすとこだったぁ…(今思い出しても汗<一体誰がこんなバカに運転免許交付したんだ)。

 …で。とにかく今夜は睡眠第一としっかりいつもどおり飲んだくれた管理人(またこのペンションのワインが美味いんだ、これが)、その日は早々に床につき、「あー明日は東京に帰るだけ、こうなりゃ最後の一勝負でいっ!!」と、かの松っちゃんさながらの雄叫びをあげつつ静かな眠りについたはずだったのですが。

 …あのー。次の日目が覚めたら胃の調子がえれぇおかしいんですけど。ついでに、いくら水飲んでものどが渇いて渇いてしょーがないんですけど…(<原因は明らかに缶コーヒー&ワインの飲みすぎ)。
 だけどこのペンションのチェックアウトは10:00だし、のんびり休憩なんざしてるヒマはない。…ってんで、ずーんと重い胃のあたりを押さえつつ、ペットボトルの烏龍茶などがぶ飲みしつつ、管理人は再び車に乗り込んだのでした。
 でもってそのあとは前日と全く同様、休憩取るたんびに居眠り予防の缶コーヒーをがぶ飲みしまくり、今度は「ヒヤリハット」も一度もないまま、無事懐かしの我が家に生還し、めでたしめでたしというわけなのですが…。思うにこれはみな、ひとえにご先祖様のおかげというものでございましょう…ナンマンダブナンマンダブ(コラ待て確かお前の父方の宗派は神道じゃなかったのか>自分)。

 ちなみに胃の方はその翌日までおかしくてソーメンとトーフしか受けつけてくれませんでした。もちろん、酒も煙草も全然ダメ。あー、こんなことじゃいつになったらSSの続きが書けるやら…。すみませんっっっ。今日より心を入れ替えて頑張りますので、あともう少しお待ち下さいませ…(平伏)。



   やれやれ、ウチの飼い主のバカは一体いつになったら直るんでしょう…(ため息)。あのねママっ! 居眠りも胃の不調も、本を正せばみ〜んな日頃の不摂生が原因なんでちよっ。前々からボクが口を酸っぱくちて言ってるのに、どーちてあの怠惰な生活を悔い改めないかなぁ…。  こんなどーちよーもない子孫を持っちゃったご先祖様もいい災難でちよね。ご苦労、お察し申し上げますでち…(<と神棚に向かい、こちらはきっちり作法どおり二礼二拍手一礼して両手…もとい両前脚を合わせる案内人)。



2005.08.25.(木)      緊急警報解除!! …大変お騒がせ致しました

 先にお知らせしましたサーバー移行、予定よりもかなり早く、本日完了…してしまったみたいです。
 というのも、例の「不安定状態」がその後いっそうひどくなり、一刻の猶予もなくなってしまったらしく…どうやらレンタルサーバー会社さんの方でサーバーの緊急一斉点検及び全とっかえをやってくれたみたいなんですね(<問い合わせへの対応から察するに、もしかして徹夜とかだったのかも)。
 …ま、サーバーに関しちゃまるっきしド素人の管理人がおっかなびっくり作業するより、プロの皆様方がやって下さった方が絶対安心だし、これぞまさしく「怪我の功名」ってモンで(オイコラお前先方のご苦労考えとんのか>自分)。それより何より、思ったより早く済んでよかったよかった(安堵)。担当の皆様方、ありがとうございました〜。

 皆様方にもご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。でももうこれで多分大丈夫なはずですので、これからもまたどうぞ遊びに来てやって下さいませ…(管理人&案内人、並んで深々と平伏)。



2005.08.23.(火)      すみませんっ!! 緊急連絡ですぅ〜

 サイトTOPでもお知らせしましたとおり、急遽サーバー移転を行う羽目になってしまいました…(涙)。

 事の起こりは8/21、何の気なしにサイトをのぞいてみたら、カウンタがとんでもない数字を示してるんですよ。確か前日は24400番台のどっか(<うろ覚え)を表示していたはずなのに、なして一夜明けたら「00012」になっちまってるんだぁぁぁぁっ!!
 管理人、慌ててレンタルサーバーに連絡し、数字の直し方を教えてもらいました。でもって何とか無事修正も済んだし、めでたしめでたしと思っていたら…。

 翌日のカウンタ、今度は「00001」を表示してるってなぁどーゆーこったい。

 でもってそれが2日間続き、さすがにこりゃヤバいと思って再度問い合わせてみたら「サーバーが非常に不安定になっています。新規サーバーをご用意致しましたのでそちらに移動していただけませんでしょうか」というお返事が速攻(<いやホント、マジ加速装置並!)で返ってまいりました。
 うーん、以前からここはサポート体制がしっかりしてるなーとは思ってたんスけど、これぞまさしく電光石火の早業っ…! しかしのんびり感心してるヒマなんざねぇってモンで、管理人、明日から早速移転作業にかかります。先方からの連絡によれば、こちらの作業終了後、レンタルサーバー側が行う最終調整時(一応、8/28に作業をお願いするつもりでおります<土日でもOKだそうなので)以外はサイト閲覧等も問題なくできるそうですが、それでも時々カウンタの数字が狂ってたり、管理人が設定間違えて閲覧不可になってしまうこともあるかもしれません。
 皆様にもご迷惑をおかけするとは存じますが、所詮バカな管理人が運営しているヘボサイト、こんなことがあってもしょーがねーやと思し召してご容赦下さいますよう、何卒よろしくお願い申し上げますですぅ〜(泣きながら土下座)。



2005.08.20.(土)      祝・ピュンマ様生誕記念日!! そして、遅ればせながら…

 さあ、「日記で祝おうお誕生日シリーズ」、本日満を持してのご登場は008、ピュンマ様で〜すvv
 …と言いつつ管理人、実は先日しっかり某所様での「ピュン誕カウントダウンチャット」にてお祝い叫んじゃったりしてきたのですが(遊んで下さった皆様方、本当にどうもありがとうございました!)そこはそれ、やっぱ自分のサイトの日記でもお祝いしないことには寝覚めが悪いというものでございますからして(<それ以前に全国ン百万人のピュンマ様ファンの皆様方に申し訳がたたんだろうオイ)、やはり一発雄叫らせていただきます。…せーのっ!

 ピュンマ様ぁぁぁぁっっっ!! お誕生日、おめでとうございますですぅぅぅ〜!!!



 はぁ。…にしてもどーしてこう毎日毎日暑いんだよっ! いえね、昨日からの東京地方ときたらえれー残暑でねー…。昨日の最高気温は33.4℃、続く本日も「今日はどこまでいったやら」状態なんですのよ、これが。しかも内陸部はもっと気温上がってんだって。ああ、そちらにお住まいの皆様方は一体どのような日々を過ごしておられますことやら…(涙)。

 ま、さすがに去年ほどの猛暑じゃないんで助かってますけど、その代わり今年はやたらと地震は多いし、も多いし…。
 遅ればせながら先日8月16日の地震、東北地方の皆様方は大丈夫でしたでしょうか。一応今のところ、オンオフ関わらず管理人の知人・友人の皆様方は全員ご無事だったのですが、かの地震でもやはり数十名の負傷者が出たとのこと、被害に遭われた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

 ちなみにそのとき、東京地方は前回7月23日と同様震度4、でもって今回は管理人・案内人ともども家におりましたので、人・犬揃っていやというほどあの揺れを体感させていただきました。
 それでも最初は、それほどのこととは思ってなかったんです。そのとき二階(<一階よりもよく揺れた)の自室にいた管理人が「地震…?」と気づいたときの振動は本当に、かすかなものでしたから。だけどその揺れ…っつーか振幅がどうも大きいっちゅーか何ちゅーか。通常の地震が「ぐらぐらぐらっ!!」って感じなら、あの揺れは「ぐーら、ぐーら、ぐーら」という体の…しかもそれが、いつまでたっても治まらない。そこで初めて管理人、部屋の外の廊下に寝っ転がってる案内人(<この犬、エアコン嫌いなので大抵はクソ暑い廊下で長々とのびてる)のことが心配になり、部屋を飛び出したわけでございます。
 したら笑っちゃうことには案内人、階下へと続く階段を一段だけ下りて、そこでじっとうずくまってるんスよ。おそらく地震に気づいて慌てて逃げようとしたものの、一段下りたところで怖くなって、身動き取れなくなっちゃったらしいです(<大笑<鬼飼い主)。
 なので飼い主、これ以上余計な刺激を与えてはいけないと、そのまま階段上に座り込み「大丈夫だよ〜」と声などかけつつその背中をなでてやっていたのですが、それにしても揺れは一向に収まる気配を見せない。そこでもうこーなっちゃ仕方がないとばかりにワン公抱き上げ、「いざとなったらここに逃げ込むしかねぇっ」…と階段脇のトイレのドアを見つめつつ、人・犬団子になって揺れが治まるのを待っていたわけなのでした。

 幸い、今度も以前のごとく管理人宅には全く被害はなかったのですが―それにしても地震の最中、揺れてる時間は本当に長く感じられます。後になればせいぜい1〜2分のことなんでしょうけど、体感時間としてはマジで10分、15分…。
 震度4の東京でもこうだったのですから、震度5強、あるいは震度6弱の揺れを観測した地域の皆様方の恐怖心はいかばかりでしたでしょう。あらためて、地震の恐ろしさをつくづく思い知った管理人だったのでございました…(と言いつつ、揺れ及び恐怖心を感じるまともな神経が残っててよかったね〜としみじみ酒を酌み交わす飼い主とワン公だったりして…<不謹慎極まりなし)。



 ママっ! 黙って聞いてりゃまた何お話造ってるんでちかっ!! ボクは決してお酒なんか飲みまちぇんっ! お願いでちから、ママみたいな飲んだくれと一緒にちないでちょうだいよねっ!
 …でも、あのとき怖くてたまらなかったのはホントでち。なのにもっと怖い思いをした皆しゃま方、そちてボクと同じわんこちゃん、にゃんこちゃんたちには、ボクからもくれぐれもお見舞い申し上げますでち…(<あのときのことを思い出すといまだちょっぴり怖い案内人)。



2005.08.15.(月)      「成れの果て」にも五分の魂

 ああ、今年もやってきましたねぇ、8月15日の敗戦記念日。
 特に今年は戦後60年だとか何とか、あっちゃこっちゃで右翼左翼戦争賛成派反対派入り乱れてかまびすしいのなんのって。
 …こんな世相の昨今ならばオバサンも地雷の踏み甲斐があるってモンでございます。さ〜て今年もいってみよっか〜、Let’s try to step on the mine!! (どうやら完全な趣味になったらしい「地雷踏み」…<身の程知らず)



 あ、今さら言うまでもありませんが、今回もかなり過激な暴言垂れ流しておりますので、この先をご覧になる方はいつものごとく自己責任でお願い致します。例によって以下の文章により、異なる主張の皆様方がどんなに不快な思いをなさっても管理人には一切責任取れませんので、どうかくれぐれもご注意を…。



 さて、「戦後60年」と一口に言うのは簡単だが、60年といったら生半可な時間ではない。十干十二支一巡り、生まれたばかりの赤ん坊が、赤いちゃんちゃんこ着て盛大な還暦のお祝いしてもらうようになっちゃうくらいの年月である。当然、かの戦争を体験した方々の高齢化も進み、その数は減少していくばかり―となれば、その記憶が風化していくのもある程度仕方のないことなのかもしれない。

 しかし。

 人々が(<それも多分日本限定)あの悲惨な記憶を忘れかけたのをいいことに、やれ国際貢献だの集団的自衛権だのといった屁理屈つけて無意味な戦争に首を突っ込んだばかりか、偏狭ナショナリズムに基づいたこじつけ論法であの戦争まで正当化し、あまつさえ憲法改悪まで企んでいる現代日本のお偉いさんたちや一部の「知識人」とやらの動きは決して許せるものではない。

 そりゃね…ホンネを言っちゃえばオバサンだって、毎日厳しい訓練積んで国内周辺のパトロールやら災害救助等やらの任務に励む自衛隊の皆さんが「違憲」だ何だと言われて白い目で見られてるのは気の毒だと思うし、例のA級戦犯問題だって、(彼らの戦争責任自体は自明の理ではあるが)「この国の内外含めて、あの人たち『だけ』に責任あるってモンでもないのになー…」なんて考えちゃうこともある。
 だが、憲法改悪や戦争正当化がこれらの問題の解決策になるとはどうしても思えない。

 大体、あの戦争に限らず、戦争と名のつくモノに「絶対的正義」なんざ存在しねーだろーに。あるのはただ、ソレに参加している国それぞれが後生大事に掲げてる「国内限定」の正義だけ。そんな、所変われば品変わる「局地的」正義と正義のぶつかり合いによる徹底的な殺し合い―それが戦争ってモンなんだよ。

 先の戦争の正当性を主張する方々は何かというと「列強諸国がアジアへの進出をもくろんでいたあの時代、自衛のために戦うことは当然のことだった。だから間違ってはいない」っておっしゃいますけどね、あの当時の理屈ってのは「弱肉強食の強いモン勝ち」ってことでしょう? 強い国が弱い国を侵略するのは当たり前、搾取も差別もやり放題で何が悪い…そんな過去の誤った「常識」が、果たして現代に通用するのかね?
 それにさー、もしそんな「弱肉強食」を認めるんなら、かつて日本がこうむった戦争被害―全国各地を襲った空爆だの沖縄戦だの原爆だの―も「こっちが弱かったんだから仕方がない」と全て無条件で受け入れなきゃならなくなっちゃうんじゃねーのか? かつて自分たちが「強者」としてやらかした行為を正当化するならば、「弱者」として受けた仕打ちへの怒りや抗議は一切放棄しなければならない。自分たちのやったことは全部正しくて、自分たちがされたことは全部相手が悪い…そんな甘えた理屈が、この複雑極まりない国際社会で通用するわけないでしょー。

 そうそう、「あの戦争を『過ち』だと決めつけるのは、国を守るために命を捨てた英霊への侮辱である」とか「日本の加害行為だけを強調し、何もかも日本のせいにするのは自虐史観である」なんぞとおっしゃる皆様方にも一言。
 確かに、国を守るために命を捨てるなんて、生半可な覚悟でできることではない。なのに、れっきとした大人は言うに及ばず、十代後半から二十代前半、オバサンから見ればまだまだ子供のような年代の少年少女たちまでもが特攻隊や学徒兵として出征し、命を落とした事実を考えただけで、オバサンはまぶたにあふれてくる涙を止めることができない。
 だがそんな、「国のために」死んでいった兵士たちの心はいかに純粋でも、いや、それが純粋であればあるほど―彼ら彼女らが自ら死地に赴こうと決意するまで追い詰め、そしてあんなにも悲しい死に方をさせた―その一点において、やはりあの戦争は間違い、過ちだったといわざるを得ないだろう。
 さらに悲しい現実がもう一つある。それは、いかに純粋な心、いかに崇高な志を持った人間といえども、ひとたび戦場に出て銃を撃てば、手榴弾を投げれば、軍刀で切りつければ。間違いなくその手は誰か別の人間の命を奪い、どこか別の国で大切な人の帰りを待っている家族あるいは友人たちを絶望の淵に叩き込むということ。
 当然、それは日本兵に限ったことではない。米兵だろうが英兵だろうが、当時日本の支配下で必死の抵抗を続けていた中国・朝鮮の抗日組織の人間でさえ、同じことなのだ。それぞれの理想、それぞれの信念。家族を守ろうとする必死の願いや国のために身を捨てる無私の心情。人として持ちうる最も美しい志を血と泥にまみれた殺し合いの中に引きずり落とす、それが戦争というものであり、その非常―いや、異常事態の中では、100%の被害者も100%の加害者も存在しないのである。

 彼ら彼女らの崇高な志を賛美するなら、何故そんな美しい心を持った有為の人々をむざむざ死なせてしまったのか。彼らが立派だというなら、国のメンツなんざどうでも、なりふり構わずその大切な国民の命を守り、その思いを血と泥の中ではない、もっと別の場所で生かしてやることこそが国家の義務ではないのか。
 国民の命を軽視し、その意思を血まみれの戦闘で汚しておいて、国家の威信も存続もクソもあるものか。「国家あっての国民」なのではない、「国民あっての国家」だということを、我々は今一度、肝に銘じておかねばならないだろう。

 「自虐史観」についても同じこと。先にも述べたとおり「戦争という異常事態の中では100%の被害者も100%の加害者も存在しない」というのがオバサンの見解だからして、この国があの戦争で受けた被害だけでなく、その同じ自国がかつて近隣諸国に対して犯した「罪」をも後世に伝えていくのは当然だと思ってる。
 そもそもこの国が正直に過去の「加害」を認めてきちんとそれを教科書に載せるようになったのはほんの最近、ここ十数年だか二十年だかのことに過ぎない。家永訴訟見てみろ。「南京大虐殺」「731部隊」「沖縄戦」、現在では定説となったこれらの事実(ただし、その犠牲者数等についてはいまださまざまな論争が繰り広げられているようだが)を記載した教科書が、つい三・四十年前までは検定でものの見事にハネられてたんだよ。「戦争を暗く書きすぎることは児童・生徒の心に暗い影を落とす」ってのがその理由だったそうだが、まさしくそんな議論の真っ只中に児童・生徒時代を送ったオバサンに関して言えば、このニュースを聞くたびいつも「国側」の主張を胡散臭く感じてた。おそらく、「009」その他の漫画、アニメ等によって薄々「戦争はきれい事なんかじゃない、汚く、悲しい、恐ろしいことがあって当たり前」という認識が芽生えていたせいだと思われる。「ガキだからってバカにすんな、いいことも悪いことも、事実として存在するんなら全部うちらに教えてみろってんだコンチクショウ!」…これが、当時のガキとしてのオバサン(特に中学・高校時代♪)の、正直な所感だったのである。
 だから、歴史教科書が(いまだにかなり歯切れの悪い部分があるにしても)かつて「臭いものにはフタ」式に封印していた過去の加害行為を堂々と載せるようになったとき、オバサン(…その当時は「おねーさん」か?<爆)は心ひそかに快哉を叫んだくらいだった。あーこれであの戦争のより正確な事実がガキどもに伝わるようになる、将来世界(特にアジア地域)に出て行く若者たちが現地の人々に「物知らず」と嘲笑・非難されることも少なくなる…ってね。
 それを何だ? 今さら時代を過去に逆行させようってのか? あのねぇ、どんなに辛く痛い過去、どんなに後ろめたい事実であろうとも、この国が経験した痛み、この国がやっちまった過ちなら包み隠さずこの国のガキどもに伝え、二度とそんなことを繰り返さないためにはどうすればいいか考えさせる…それが本来の教育のあり方ってモンだろが。
 「自虐」「自虐」と言いますけどね、そんなのあの戦争前後、ほんの数十年の間だろ? そのごくわずかな期間を別にすれば、この国にはまだまだガキどもに誇れる歴史的文化だの伝統ってモンがいくらでもあるはずじゃねーのかオイ。
 またしても繰り返しになるが、所詮国家たるものは国民あってのものなんよ。すなわち完全無欠の神ではない、長所も欠点も山のように持ってる「人間」によって、「国」ちゅーものは運営されてるわけだ。だから当然、時には間違えることもあって当たり前だろーに。
 大切なのはその「間違い」を姑息なこじつけなんかで覆い隠すことじゃない、何もかも洗いざらい明らかにして、次世代の人々が同じ間違いを犯さないための指針にする…ってことなんじゃないですかねぇ。

 最後、誤解のないように言っときたいが、こんな非国民的暴言を多々吐き散らしたオバサンといえども、この問題に対して政治的・意図的な操作をしてるのが日本の政府だけじゃないことは承知している。中国政府なんぞは先の戦争による犠牲者数をそのときそのときの国民感情に合わせてかなり水増ししてるって話も耳にしたし、韓国政府だって政権変わるたびに日本に謝罪を要求し、それを現政権の「ハクづけ」に利用してるらしいしね。見ようによっちゃ、かつてこの国が侵略し、多大な損害を与えた「被害者」国家ってのも、60年という長い歳月をかけて復興し、着々と力をつけてきた昨今になってみればかなりしたたかな国々だったっていうこっちゃ。
 でも、だからこそ。現代日本を代表し、外交をになう政府・お役所の皆様方には声を大にしてこう言いたい。

 そん時そん時の感情に任せて暴言吐き散らし、いいように揚げ足取られてるんじゃねぇぞバカヤロウ。

 あのね。どんなに不本意だろうが何だろうが、過去と現在では国の置かれている状況が違うの。過去はどうあれ、今のこの国が正式な国家認識として「こっちがそっちを侵略したのはこっちの方が強かったんだから当然のこったろーが。弱かった方が悪いんだから今さらガタガタ言うな、うるせーぞっ!!」なんて言えるわけないでしょう。政治的、経済的係わり合いなんざ一切抜きにしてもさ、人としての心があればこんな暴言、吐けるわけがない。
 だから。
 たとえ心の内はどーでも、ひとたびこの国の官僚、あるいは大臣なんぞという「公職」についたからには、てめぇが口にする言葉の一つ一つ、行動の一つ一つが国を代表するものだと思って「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」つつ、己が個人的な感情は一切腹に収め、円滑な「ご近所づきあい」に努めなくてどーすんだ(…てか、上記のような暴言を平気で吐けるような輩をそーゆー要職につけるってのもかなり問題あるような気もするケド<本音<笑)。たとえ政権政党や総理大臣がどんなにめまぐるしく入れ替わろうとも、首尾一貫した国家認識さえあれば、他国に対しても堂々とものが言えるってモンじゃねーのか?

 それをまぁ、一応「公職」につき、日本の「顔」ともいえる皆様方があっちゃこっちゃで後先考えず言いたい放題わめき散らして揉め事の種まき散らしまくってどーすんの。いつまでもそんなことやらかしてたんじゃこの国のご近所づきあい、たとえ何百年たっても「歴史認識」から先にゃ一歩も進めないよ?  それでも、どーしてもご自分の「信念」は曲げられないと胸を張るセンセイ方がいるのなら。
 賛同者ばっかに囲まれ、何か一言言うたびに拍手だの歓声だのがわき上がるようなセコくて生ヌルい「集会」だの「集い」だのじゃなくて、もっとグローバルにスケール大きく―さっさと日本飛び出して、他国民の目の前で堂々とその信念、主張していらっしゃいませよ(個人的には天安門広場とか南大門市場とか推奨<大笑)。
 もしそれで、かの国々の人々全員納得させられたってんならこりゃもうオバサンみたいな一般庶民は何も申しませんことよ。ええ、喜んで皆様方の主張に賛成させていただきますわ♪



 …とまぁ、こうして昨今の世相にイチャモンつけまくってるとどこまで続くかわかんなくなっちゃいそうなのでとりあえず今日はここまで。最後まで読み通して下さった皆様方、本当にありがとうございました(特に今回の管理人は思いっきり言いたい放題ヌカしてしまいましたので、読んでる最中ムカついた方々も相当数に上ることと思われ<いやそーゆー方々は多分途中でブラウザ閉じて、二度とこのサイトには来ないと思うぞ<笑)。
 正直、最近のこの国を見てるとマジで不安になることが多々あります。こーしてネットで好き勝手なことくっちゃべっていられるのも、もしかしたら今のうちかもしれません。
 ですが、それでも。いえ、だからこそ。こんなちっぽけなサイトとはいえ、今後も管理人はできる限り「反戦・平和主義」を主張していくつもりでおります。かつて「009」を始めとする作品群から戦争の愚かさ、恐ろしさを学んだガキんちょの成れの果てとして…。



2005.08.04.(木)      やっぱ不発か、クールビズ…

 うおおおおおっ! 暑いぞぉぉぉっ!!!

 …のっけからの絶叫、大変失礼致しました。だけどさー、今日の東京の暑さっつったらハンパじゃなかったのよ。いえね、そりゃ昨日も一昨日も暑かったですとも。でもここ一週間ほど、日中はともかく朝夕は曇りがち、時と場合によっちゃ日中も雲が出てきて太陽の光をさえぎってくれる…みたいな天気が続いてたんだもん。なのに今日は朝も早よから見事な快晴、直射日光ターボバリバリエンジン全開状態で一日中当たりっぱなし、最高気温35℃だとよ、オイ。こんな有様じゃぁただでさえ暑さにゃ弱い管理人の脳ミソが溶け出して傍迷惑な絶叫を上げたとしても、どうか皆様大目に見てやって下さいませ…(平伏)。

 さて、暑いといえばエアコンだが、暑がりなくせにミョーに意地っ張りな管理人は、自分一人でいるときには部屋の気温が最低30℃を超えないとエアコンをつけない。ある程度風のある日なら、家中の窓全開にしときゃ結構涼しかったりするしね。
 もっとも家の中に自分以外の生き物(実母とか案内人とか)がいるときには、相手に合わせて結構涼しいうちからエアコンつけちゃったりもするけどさ。特に案内人などは自前の超高級毛皮を年がら年中着こんでるし、30℃超えるまでエアコンなしで我慢しろってーのはあまりに酷というものであろう(…という飼い主の心遣いにもかかわらず、コイツあんまりエアコン好きじゃねーんでやんの。ちょっと涼しくなるとすぐ廊下や玄関に逃げ出しちゃう<親の心子知らず)。

 ま、以上のごとくかなりいー加減ではあるものの、管理人は管理人なりに節電に努め、それなりに地球温暖化防止にも(ちびっと)貢献しているつもりでいた。
 だが、そんな管理人のささやかな自己満足は、昨日体験したとある出来事によってあっけなく打ち砕かれてしまったのである…。

 昨日、管理人は久しぶりに会社員時代の友達二人(…ってーか、先輩と後輩)と待ち合わせ、某所でお茶して楽しいひと時を過ごしたのだった。全員とうに退職してるし、会えるのも年に一度か二度になっちゃったけど、顔を合わせればすぐあの当時の「仲間」に戻り、気さくに何でも話し合えるというのは本当に嬉しいことでございます(Tさん、Mちゃん、どうもありがとうございました♪)。
 だが、どんなに楽しくても嬉しくても暑いことにゃー変わりない。なので待ち合わせ場所に向かう際の管理人はイイトシこいてタンクトップにミニスカート姿(しかもスカートは高校時代に買ったやつ、どうサバ読んでも二十年はたってるシロモノだぜ、わははははっ!<コラ!)で出かけたんだけんどもさ…。

 いざみんなと合流して入った喫茶店がとんでもなくエアコン効きすぎ、寒いの何のってアナタ。最初のうちこそ積もる話に盛り上がってた三人とも、一時間後には「ねぇ…ちょっと…寒くない…?」などと顔を見合わせ、絶句してしまう始末。やがて店を出たとき、管理人だけでなくTさんやMちゃんもそこはかとなくほっとしたような表情をしていたと見えたのは気のせいだろうか。
 いえそりゃね、管理人はいーのよ。何てったってタンクトップにミニスカート、ちょっくらエアコンの効いた場所に行きゃ寒くなって当たり前…と覚悟していた。だけどさぁ、アタシと違ってちゃんと袖あり(もちろん半袖だけどね)の服を着ていたTさんやMちゃんまで凍えさせてどーすんだよあの店。公共の場所での過剰冷房が問題になってるのは昨日今日の話じゃねーだろ? その過剰冷房が過剰な放射熱を生み、都会のヒートアイランド現象を加速させてるってことで、省エネルックだのクールビズだの、いろいろ対策がとられてるはずじゃなかったのか?

 あーあ。あんなところであーもムダに電力消費しまくりの放射熱出しまくりのやられてたんじゃ、一般家庭がどんなに節電したって焼け石に水、たらした途端に瞬間蒸発てなもんじゃねーかよっ!! オバサンのささやかな意地と努力と自己満足返せ、こんちくしょーっ!!



 …と雄叫ったあとで本日のおまけ(酷暑を和らげるちょっとした裏ワザ<だけどもしかしたらもうみんな知ってるかもしれない…)

 暑くて暑くてたまらないとき、エアコンに手を伸ばす前にちょっと以下のことを試してみてはいかがでしょうか。
 保冷剤(デパ地下でお惣菜買ったりすると入れてくれる、超ミニ○イスノンみたいなアレです。ただし、言うまでもなくドライアイスは不可)1〜2個とタオル(あるいは手ぬぐい)を用意し、保冷剤をタオルでくるんで首の後ろに当ててみて下さい。余ったタオルの端を前で結んどきゃそのまま固定できるし、結構涼しいモンですよ〜♪ 炎天下で庭掃除だのガーデニングするときや、お料理で火を使い、自分だけ暑くなっちゃった〜(TT)なんてときなどにお薦め。
 ほら、熱を出したときに水枕や濡れタオルで頭を冷やすだけじゃなく、わきの下や足のつけ根も冷やしたりすると効果的って言うでしょう。どうやらアレと同じ理屈らしいです。

 ただしこの保冷剤というヤツ、最初はともかく時間がたつとかなり強烈に冷えてきますので、必ずタオルで二重か三重にくるんで下さい。でもって、ある程度涼しくなったらすぐに外すこと(管理人の場合、炎天下で作業するときはともかく室内では最長でも2〜3時間以上連続してつけないようにしてます)。やっぱ冷やしすぎってのも身体に良くないような気がしますし、そのへんの調節にはくれぐれもご注意下さいませ。

管理人のクールビズ

 ↑…てーか、これじゃただのオバサンスタイルじゃん…(涙)



2005.07.25.(月)      地震と鈍感飼い主とお騒がせ犬(三題噺にもなりゃしねぇ<涙)

 先日(7/23)の地震、関東地方にお住まいの皆様方は大丈夫でしたでしょうか…。新聞・TV・ネット等のニュースを見る限りでは幸い死者は出なかったものの、お怪我をなさった方は重軽傷併せて三十人以上に上るそうです。それでなくても各種交通機関は混乱・運休の嵐、通勤通学(夏休み中の土曜日とはいえ、働いていらっしゃる方や補習・部活等で学校においでになる学生さんはたくさんいるはず)レジャーに関わらず、足止めを余儀なくされた方はこの数十倍、数百倍はいらっしゃるかと…。被害を受けられた皆様方に、謹んでお見舞い申し上げます。

 …なんて言ってる管理人も、実は関東、東京在住なんですけんどもね。おかげさまで被害は皆無、案内人ともども怪我一つしておりませんです(J様、お見舞いメールどうもありがとうございました)。…それどころか。
 管理人、地震があったことにすらまるっきり気づいてなかったりして(オイコラオマエ人並みの神経あるのか>自分)。

 何故かってーと、地震発生時のオバサンは車の運転中だったから。そしてさらに何故、車を運転していたかってーと。
 ウチのワン公がまたしても腹を壊してくれやがったからだったのでした(慟哭)。

 ことの起こりは金曜日の朝。いつものとおり散歩に連れてったら、まぁいきなりやってくれましたわよ、ホームラン級とは言わないまでもツーベースヒット、もしかしたらスリーベースヒット級のインパクトがあるやつを思いっ切り。一瞬パニックに陥った飼い主でしたが、常日頃かかりつけの獣医さんから「そういう場合はとにかく絶食させて胃腸を休ませてあげて下さい」と言われていたので、とりあえずメシ食わせずに(決して虐待ではありませんっ!!<かなりマジ)様子を見てたんです。そしたら運良くその後は何事もなしに一夜明けて土曜日。この調子ならそろそろゴハン食べさせても大丈夫かな…と思った午後4時頃、やおら「くぅぅぅぅ〜ん(訳:トイレ行きたいよぉ〜。連れてって〜)」と飼い主に要求したワン公、外に出た途端またしても…というわけで、今度こそ管理人は真っ青になっちまったのでした。

 いかに腹を壊したとはいえ、丸一日以上何事もなかったあとで再度下○するなんて初めてのことですし、それでなくても絶食して何も食べていないのに出るモノがあること自体尋常じゃありません。でもって管理人、家に戻るやいなや速攻で獣医さんに電話、完璧な時間外だったにもかかわらず診察をお願いしてワン公ともども車に乗り込み、病院めがけて全速力で突っ走ってた途中に起きたのがあの地震…というわけなのでした。

 そんなこんなで結局、東京都民のくせしてまるっきし地震に気づかなかったバチ当たりの管理人ではございますが、言われてみれば思い当たるフシがないでもなく…。赤信号で車停めたとき、やけに車が揺れるな〜なんて首傾げたりはしてました。ただそのときはてっきりエンジンの振動だとばっかり信じ込んでたんです(<バカ)。そしていざ病院へと着いてみれば、先生が外に出て周囲をきょろきょろ見回しているじゃありませんか。これってもしかして、時間外診療お願いしたアタシたちを待ってて下さってるのぉぉぉっ!? とばかりに駐車する間ももどかしく、先生のところへすっ飛んでったらば。
「今、かなり大きな地震があったんですよ。大丈夫でしたか?」
 というお言葉が。だけどそのときも管理人、せいぜい震度3〜4クラスだと思ってました。ところが、いざフタを開けてみりゃ何と震度5! その後も続々入ってくる被害状況や交通情報にただただ唖然とするばかり…。

 もっとも管理人の自宅付近の震度は4だったそうですが(<気象庁発表)。でもな〜。あの震度ってヤツも結構当てになんねぇしな〜。家なんかほとんど揺れなかったときでも平気で3とか4とか発表するくせに、かなりの大揺れで家族&犬全員泡食ってトイレに逃げ込んだ…なんてときに限って「震度2」とか堂々とテレビで言ってたこともあったし。ま、オバサンち周辺はえれー地盤が頑丈らしくて、かの関東大震災の折にも倒壊家屋はほとんどなかったという伝説さえ残ってる地域ですから、いざというときでも生き残れる確率は高い方かも。ただ、外出してた場合の保証はまるっきしありませんが、そこまで気にしてたら人としての社会生活が送れなくなるしな〜。

 やっぱ、生きていくためにはある程度命張らなきゃどーにもならんときもあるってことで。…でもせめて、避難袋と乾パンと水くらいは用意しといた方がいいのかも、などと考えてしまった管理人だったのでした。

 追伸
 おかげさまでワン公の○痢、今度こそ治まりました。今日は朝から普通にゴハン食わせてます(病犬食だけど)が、今のところ何も問題なし♪ 出すものも普通に戻り、本人(犬?)も元気一杯で家中走り回っておりますので、皆様どうぞご安心下さいませ…。



2005.07.14.(木)      はっと気がつきゃ二周年!

 正直、まさかこのような日を迎えられるとは思ってもいなかったのですが…。

 再びやってまいりました弊サイト開設記念日、気がつきゃとうとう二周年だぁぁぁぁぁっ!!

 いやー、飽きっぽい管理人にしちゃよく続いたモンだよなー…(自分で言ってて自分で感心<するな)。これもみな、おいで下さる皆様方のおかげ…こんないい年こいたオバサンの書(描)く話やイラストをご覧になって下さる方々がいるなんて、管理人にとってこれほど嬉しくありがたいことはございません。このサイトにお越し下さいました全ての皆様方に、心の底から感謝申し上げます(深々と平伏)。

 ですがここでもう一つ、つけ加えさせていただければ。
 身内ネタで大変恐縮なのですが、ウチの案内人もこの二年間本当によくやってくれました。年中無休の24時間営業という過酷な労働条件にも文句一つ言わず、いつもにこにこ尻尾振って(時折額に冷や汗流してることもあるけど<笑)皆様方のご案内に精を出してくれているばかりか、最近じゃSSの方にまででしゃばりやがって…いえいえ出演したりしてからに、まさにこのサイトの「顔」としての務めを立派に果たしてくれております。

 なので今回飼い主としては大奮発、二周年記念のご褒美として案内人の肖像画など描いてやり(<あれだけ犬写真載っけといてまだ足りねぇってのかえー加減にせぇっ!!!)、コンテンツは作ったもののサイト開設以来二年間放ったらかしだった(というよりすっかり忘れてた<鬼飼い主)「案内人の血統書」とともにUPしてみたり致しました。
 ちなみに、管理人の自画像フロクとして同時UPしております。…だって、案内人ばっか目立っちゃったらそこはかとなく自分が哀れだし、やっぱ管理人にも人間としての意地とか尊厳とか誇りとかっちゅーやつもあるし(いやそこで犬と張り合うことからしてすでに人としての意地も尊厳も誇りも雲散霧消してるぞ>自分)。

 それぞれのイラスト及び案内人の血統書は「誰そ彼」の管理人・案内人の自己紹介ページからご覧になれますので、もしよろしければ笑い話のタネにお立ち寄り下さいませ。

 この上はさらに三周年、四周年目指して人も犬も精一杯努力していきますので、これからも弊サイトを何卒よろしくお願い申し上げます(管理人&案内人、並んで深々と平伏)。



2005.07.07.(木)      ミュージカル・バトン

 先日、HOIHO様からミュージカル・バトンなるものが回ってきました。「うわ、ご指名いただけるなんてめっちゃ光栄! でも、ミュージカルバトンってなぁに?」と早速リンクにて確認(上記太文字「ミュージカル・バトン」からも飛べます)、したらとっても面白そう、これは早速挑戦せねばっ…というわけで。
 音楽にはあんまり詳しくない(その上懐メロ専門かも…<年寄り)オバサンですが、精一杯頑張りましたです…(^^;)。

質問その1:Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
 0(ゼロ)。
音楽はやっぱCDラジカセで聴くのが好きだったりするし、SS書きながら音楽聴くことが多いので、ワードとメディアプレイヤー一緒に使ってるとPCのパフォーマンスが低下するような気がして…。

質問その2:Song playing right now (今聞いている曲)
 「genesis of next」(<大笑)。
いえ、これはあくまでも「たまたま」でね〜。いつもはいろんな曲とっかえひっかえ聴いてるんですけど、こんな結果になったのはやっぱ、この曲聴く頻度がいまだに一番高いからかな〜(おい貴様、「平ゼロ」終わってどれだけたったと思ってんだ>自分)。シングルバージョン、「Lights(<globeのアルバム)」バージョン、「CYBER MUSIC WORLD(<言わずと知れたゼロナイサントラ)」バージョンと三種類持ってますが、今んトコ一番のお気に入りはシングルバージョンですvv

質問その3:The last CD I bought (最後に買ったCD)
 平原綾香「Jupiter」&一青窈「ハナミズキ」。
2枚一緒に買いました。今、カラオケの持ち歌にすべく必死こいて覚えてます…(笑)。
 …にしても「Jupiter」! ホルストの組曲「惑星」をモチーフにした、雄大かつ神秘的な旋律が素晴らしい一曲ですが、同時収録されているのが「蘇州夜曲」ってなぁ…何じゃいな? いえ、これももちろんすごくいい歌で管理人も大好きなのですが…。アタシの記憶に間違いがなければ、これって確か「夜来香」とか「何日君再来」と同時代の…このオバサンでさえ、まだ制服着てた頃友達と一緒に歌ってたら戦中派のウチの母に「…アンタたち、一体いつの時代の人間よ?」と呆れられたほどの懐メロだぞっ!!
 あのー、確か平原綾香さんって、まだ若い…多分二十代前半の方…ですよねぇ…?

 …ねぃちゃん、ホントの年はいくつだ?(<超失礼)

質問その4:Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
 NO.1 「ポーリュシカ・ポーレ」作曲:L.C.クニッペル 作詞:橋本淳 歌:仲雅美

 物心ついたときにはすでにウチにレコードがあって、幼き日の管理人がヒマさえあれば繰り返し繰り返し聴きまくっていた曲。もしかして、親にねだって買ってもらったのかもしんないんだけど、今回この文章を書くに当たってネットで調べてみたら、このレコードの発売は1971.10.なんだって。う〜ん。その頃はさすがのオバサンといえども幼稚園…いや、もしかしたら小学校か? ってな時代やんけ。童謡でもなけりゃ子供番組(アニメ含)の主題歌でもないレコードを、わずか5・6歳の幼児がねだるだろうか…?(<謎ぢゃ)
 ちなみに1998年、かのkinki kidsの堂本剛くん主演のドラマ「青の時代」主題歌(ただしこっちの作詞と歌はORIGAさん。こちらの方が原詩の意味をより正確に伝えていると言われてます)になっているのを知った管理人は速攻でCD買いました。ついでに、幼なき日に聴いてたレコードもまだ、手元にあったりします…。
 
 NO.2 「大都会」作曲:山下三智夫 作詞:田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり 歌:クリスタルキング
 オジサンオバサン世代には嬉し懐かし、クリスタルキングの大ヒット曲でございます。男性二人のデュエットで、しかもそれぞれの音域があれほどかけ離れてるなんて…当時としてはそれだけで物凄く新鮮、めちゃくちゃインパクトのある曲でございました。
 しかもその歌詞が心にしみるんですよ。特に当時、諸般の事情によりヤサグレかけてた女子中学生の身にはよぉ…(すみません、ちょっと鼻かむ間お待ち下さい。…ちーんっ)!!
 ちなみに現在のオバサン、原曲のキーをほんの少し上げていただければ…(いえ別に上げなくても何とかなるって言やぁ何とかなるんだけど)かつての田中さんと吉崎さん、二人のパート両方自分一人で歌えるってのがひそかな自慢だったり…(え…ンなもん聴きたくねぇ? はい、そーですよね。それが当然ですよね〜。失礼致しました〜>照れ笑いを浮かべつつ脱兎のごとく逃走)。

 NO.3 「ライディーン」作曲:高橋幸宏 演奏:YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)
 えー、これもまた嬉し懐かし、かの「YMO」(これまたオジサンオバサン世代にしかわかんねぇだろうなぁ<汗)の大ヒット曲。…それまでアニメソングしか聴いたことのない無知なガキだった管理人が初めて「テクノポップ」なる当時の流行最先端音楽に開眼した記念すべき一曲でございます。
 でもさぁ…。実はコレを初めて耳にしたときのオバサン、全くもって原因不明、意味不明の恐怖感に思いっきし襲われちゃったりなんかして、頭から布団被ってブルブルガタガタ震えながら聴いてたんですよねー…。あれから二十年余たった今でも、どうしてあの時あんなに怖かったのかはわかんないままなんですけど…。それでもあのときのショックは大きかったな〜。もしかしてアレって、世に言う「心霊現象」…?(ンなことあるかいドアホっ!!>自分)

 NO.4 「HOTEL CALIFORNIA」作曲・作詞:Don Felder・Don Henley・Glenn Frey 歌:Eagles
 こと音楽に関しては頑迷な国粋主義者、偏狭なナショナリストの管理人にしては珍しい洋モノ。中学高校時代大好きだった吉田秋生先生のマンガ「カリフォルニア物語」に影響され、乏しい小遣いためてイーグルスのアルバム買いました。このシリーズには他にも「サイモン&ガーファンクル」の曲をテーマにした話などもあり、もちろんそのときも乏しい小遣いためて…(以下同文)。
 特にこの曲、前奏及び間奏のギターソロがすごくいいんだよな〜。楽譜集まで買って、手持ちのフォークギターで必死こいてコピーしたんだけど、とてもじゃないがシロートの女子中学生に歯が立つ旋律じゃありませんでした。…それもそのはず、この演奏に使われていたのはエレキの12絃ギター。その事実を知ってしばし茫然としたことも、今となっては懐かしい青春の思い出です♪

 NO.5 「歌姫」作曲・作詞・歌:中島みゆき
 やっぱこれも制服着てた頃、生まれて初めてパチンコで大勝ちして取った(オイコラァァァァッ!!! 貴様未成年のうちからパチンコやってたのかぁぁぁっ!! 犯罪だぞっ!<でもこんなのもう鉄板で時効)、中島みゆきさんのアルバム「寒水魚」の中の一曲。
 このアルバムには当時大ヒットしていた「悪女」なんかも入ってまして、もともとの目当てはそっちだったんだよね。しかし、聴いた途端にマジこの歌にハマりました。あんまりハマりすぎて、とうとうこの歌からタイトル借りたオリジナル書いちゃったくらいでさ(この話は「玉櫛笥」オリジナルからご覧いただくことができます<さりげなく宣伝)。でもってコレ以降、管理人はどっぷりと「中島みゆきワールド」に浸かっていったのでした…ちゃんちゃん♪

質問その5:Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
 ただ今、熱烈歓迎大募集中!!
 いえ、実は管理人もどーしよーかさんざん迷ったんですけどねぇ…。何か最近皆様すごくお忙しそうだし、どなたに回していいのかどうしてもわからなかったモンで…。
 もし「バトンを引き継いでもいいよ」という方がいらっしゃいましたら、是非掲示板かメールでお知らせ下さいませ。お待ちしておりま〜す(あ…だけど、ウチのオリキャラ連中に答えさせるってのもありかなぁ。答えてほしいオリキャラがおりましたら、こちらも是非ご一報お願いします♪)。



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